2025年12月5日 掲載更新
第30回鉄道工学シンポジウム
構造工学委員会 鉄道工学連絡小委員会は、鉄道施設に関する工学的問題を中心に基礎研究と応用技術、将来の鉄道技術の発展に資する技術の融合を図ることを目的として、多方面の研究・開発、調査・試験等の成果について分野横断的に議論するために、第30回鉄道工学シンポジウムを下記の要領で開催します。本シンポジウムでは「論文」および「講演概要」を下記の要領で募集いたします。鉄道関係研究者の方々以外にも、鉄道事業者の実務者、鉄道工学及び将来の鉄道工学の発展に資する研究テーマとしている学生の方々の応募も大歓迎しております。また、土木学会会員の方でなくとも応募可能ですので、多数の皆さまからの投稿をお待ち申し上げます。
なお、「論文」での申し込みについては査読が行なわれます。また、採用となった「論文」及び「講演概要」はシンポジウム論文集として土木学会図書館HP及びJ-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)にて公開し、より広く本シンポジウムを認知いただけるものとなっております。
2026年 7月29日(水)、30日(木)
(プログラムの詳細は、2026年6月中旬頃に、鉄道工学連絡小委員会ホームページでご案内する予定です。なお、プログラムの変更および異議申し立てには対応いたしかねますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。)
土木学会講堂+オンライン聴講(発表者は土木学会講堂のみでの発表とします)
(1)車輪・レール系の接触問題
(2)軌道劣化メカニズムと構造・材料の最適化
(3)車両・軌道・構造物の相互作用
(4)構造物・軌道の維持管理手法の効率化
(5)構造物の耐震設計・耐震補強
(6)自然災害の防止と運転規制
(7)鉄道と交通計画・交通政策
(8)その他、鉄道施設に関する工学的問題
■論文
論文は、土木学会論文集の書式で4~8ページとします。原則として、1編につき3名の査読が行われます。
鉄道工学の発展に資する理論的、実証的な研究・技術開発・調査の成果、もしくはそれらの統合した知見を示した独創性のあるもの、または鉄道工学の進展上有益な情報を含む様々な調査・計画・設計・施工・現場計測などの報告であり、論文として完結した体裁を整えているものとします。
■講演概要
講演概要は、土木学会論文集の書式で原則として4ページとします(講演概要は、英文概要を省略することもできます。)。編集分科会が、書式の確認等を行います。
鉄道工学の発展に資する研究・技術開発・調査の概要、設計や工事記録等を紹介するもので、鉄道工学に関連した有益な情報を含むものとします。
2026年 1月30日(金)17:00
(1)題目、(2)論文・講演概要の区分、(3)著者、(4)所属および連絡先、(5)内容の要約(和文約500字あるいは英文約100words)を当委員会HPの応募フォームよりご登録ください。登録内容を精査のうえ可否を決定し、申込者へ採否をご連絡します。
(採否の連絡は2月末頃を予定しています。)
なお、採否のご連絡後に著者の都合により(1)、(2)、(3)、(5)の内容を変更することはできません。
ご登録いただいた要約が採用された方は、論文または講演概要を次の期日までに指定する提出先までご提出下さい。
提出期限:2026年 3月31日(火)17:00
・ 採否
提出いただいた論文原稿については、査読要領に則り編集分科会が採否を決定します。
2026年 5月下旬を予定している
提出期限:2026年 6月12日(金)17:00(原稿の採用が通知された方のみ)
投稿された論文・講演概要の著作権については、土木学会に譲渡することをご了解頂くものとします。
5,500円(消費税含・支払手数料別)※クレジットカード払いの場合は支払手数料がかかりません
別途、本HP及び土木学会HPイベント案内にてお知らせいたします。
筆頭著者での投稿は、論文・講演概要をあわせて1件までとします。
論文は、和文または英文とします。
講演者が40歳以下(講演当日)の優秀な論文に対して、論文奨励賞を授与します。
講演者が40歳以下(講演当日)の優秀な講演概要に対して、講演奨励賞を授与します。
本プログラムは土木学会CPD認定を申請予定です。
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内
土木学会 研究事業課
担当:岡崎 寛輝
TEL:03-3355-3559
FAX:03-5379-0125
E-mail:okazaki@jsce.or.jp
http://committees.jsce.or.jp/struct07/
鉄道工学連絡小委員会メールアドレス: jsce_tetsudoukougaku@ml-jsce.jp
2025年8月12日 掲載更新
第29回鉄道工学シンポジウム奨励賞受賞者
令和7年7月30、31日の両日、土木学会講堂(Web聴講併用)にて土木学会構造工学委員会鉄道工学連絡小委員会が主催する第29回鉄道工学シンポジウムを開催いたしました。今年は29件の論文、6件の講演概要の発表を2日間通じて実施いたしました。発表終了後には、40歳以下の若手研究・技術者を対象に、優秀な論文に対して「論文奨励賞」を、優秀な講演概要に対して「講演奨励賞」が授与されました。受賞者は、下記の5名です。
論文奨励賞:4件
〇地震時における車両からの著大横圧に対する新幹線スラブ軌道のレールの抵抗特性および軌道部材の破壊性状 成田顕次(鉄道総研)
○画像を用いたトンネル健全度自動判定・要注意箇所投影システムの開発 山下雄大(鉄道総研)
○温度変化および走行列車荷重を受けるロングレール軌道応答の実態解明 早川容平(JR西日本)
○車上データを活用した橋りょう健全度評価手法の検討 土井宏政(JR東海)
講演奨励賞:1件
〇並行在来線の第三セクター鉄道の被災による貨物列車運休時の経済被害分析 北山晴人(中央大学)
【査読】
第29回鉄道工学シンポジウム論文査読者一覧
青木宣頼 阿部和久 井口重信 池端文哉 魚地眞道 内田雅夫 織田和夫
角野拓真 川崎祐征 楠田将之 紅露一寛 小林宏基 斎藤典孝 佐藤安弘
潮見俊輔 進藤良則 杉崎光一 杉本一郎 千田耕大 蘇 迪 高橋貴蔵
瀧川光伸 田中博文 谷村幸裕 趙 博宇 徳永宗正 朝長 光 仲山貴司
長山智則 名村 明 新名恭仁 西 恭彦 西岡英俊 布川 修 橋本渉一
濱田吉貞 福本 守 細田 充 本間亮平 松岡弘大 松橋宏冶 松本麻美
水谷大二郎 三橋祐太 箕浦慎太郎 三和雅史 山口 慎 山根寛史 吉田幸司
和田旭弘
(50名)
2025年6月16日 掲載更新
第29回鉄道工学シンポジウム
構造工学委員会・鉄道工学連絡小委員会は、鉄道施設に関する工学的問題を中心に基礎研究と応用技術、将来の鉄道技術の発展に資する技術の融合を図ることを目的として、多方面の研究・開発、調査・試験等の成果について分野横断的に議論するために、第29回鉄道工学シンポジウムを開催します。本シンポジウムでは「論文」および「講演」を下記の要領で募集いたします。鉄道関係研究者の方々以外にも、鉄道事業者の実務者、鉄道工学及び将来の鉄道工学の発展に資するテーマを研究している学生の方々の応募も大歓迎しております。また、土木学会会員の方でなくとも応募が可能ですので、多数の皆さまからの投稿をお待ち申し上げます。(論文・講演の応募は鉄道工学連絡委員会ホームページにて行っております。)
なお、「論文」での申し込みについては査読を行います。また、採用となった「論文」及び「講演概要」はシンポジウム論文集として土木学会図書館HP及びJ-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)にて公開し、より広く本シンポジウムを認知いただけるものとなっております。
【第29回鉄道工学シンポジウム開催に伴う論文・講演の応募スケジュール】
○シンポジウム開催日程: 2025年 7月30日(水)、31日(木)
○プログラム: プログラム(第29回鉄道工学シンポジウム) ★2025年6月16日 プログラムを公開しました★
○シンポジウム開催場所: 土木学会講堂(オンラインも併用の開催ですが、発表者は土木学会講堂のみでの発表となります。)
○論文・講演の対象とする研究技術領域 : 次の8項目とします。
(1)車輪・レール系の接触問題
(2)軌道劣化メカニズムと構造・材料の最適化
(3)車両・軌道・構造物の相互作用
(4)構造物・軌道の維持管理手法の効率化
(5)構造物の耐震設計・耐震補強
(6)自然災害の防止と運転規制
(7)鉄道と交通計画・交通政策
(8)その他、鉄道施設に関する工学的問題
○応募日程:
【締切】論文、講演概要の要約締切日 :2025年1月31日(金)17:00 (要約は、和文500字以内あるいは英文100words以内。応募者には後日、要約の審査結果が通知されます。) 締め切りました。
【終了】論文原稿、講演概要原稿の提出期限:2025年3月31日(月)17:00 (応募者には後日、採否結果が通知されます。)
論文、講演概要の最終原稿提出期限:2025年6月6日(金)17:00 (最終原稿の提出は、原稿の採用を通知された方が対象となります。)
○参加料: 5,500円(消費税込み・支払い手数料別) ※クレジットカードにてお支払いの場合、手数料はかかりません。
○参加申込:【受付開始しました】土木学会HP「本部主催行事の参加申込」よりお申し込みください。
申込窓口は以下の3種類がありますのでご注意ください。
【発表者・土木学会】第29回鉄道工学シンポジウム(定員36名):発表者専用の申込み枠です。発表者の方は必ず当枠にてお申し込みください。 また、聴講のみの方は選択なされないようにご注意下さい。
https://www.jsce.or.jp/events/form/2425052
【一般聴講・土木学会】第29回鉄道工学シンポジウム(定員34名):聴講者専用の申込み枠です。土木学会講堂(四ツ谷)での聴講とオンライン聴講が可能です。
https://www.jsce.or.jp/events/form/2425051
【一般聴講・オンライン】第29回鉄道工学シンポジウム(定員460名):オンライン聴講専用の申込み枠です。
https://www.jsce.or.jp/events/form/242505
申込期限は、コンビニエンスストア払 7/9(水)、クレジットカード払 7/16(水)となります。期限が異なりますのでご注意ください。
※発表者(論文等採用の通知を受けた方)も参加申込手続きが必要です。発表者ご自身でお申し込みをいただけますようお願いいたします。
※オンライン聴講は発表に対する質疑等をお受けすることができません。あらかじめご了承のうえお申込みください。
※お申し込み後のキャンセルはできませんのでご了承のうえお申し込みください。
※申込期限後の受付はできません。シンポジウム当日の参加受付はできませんので、期限内での参加申込をお願いいたします。
※参加窓口の選択誤りによる区分変更もできませんので、お申し込みの際は十分にご確認をいただけますようお願いいたします。
○応募方法:構造工学委員会 鉄道工学連絡小委員会ホームページにて受付いたします。(2024年12月2日(月)~2025年1月31日(金)17:00まで):締め切りました。たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
○特別講演:7/31(木)15:45より特別講演を開催いたします。★鉄道工学シンポジウムではこれまで、開催の最後に各界の有識者をお招きした「特別講演」を実施しております。ぜひご聴講ください。
特別講演決定! 第29回鉄道工学シンポジウムの特別講演は、宇都宮共和大学 特任教授 古池様にご登壇いただきます。ぜひ特別講演にご参加ください。
特別講演 「宇都宮のLRT - これまでとこれから」 宇都宮共和大学 特任教授 古池弘隆様
○その他
・鉄道工学シンポジウム論文集は土木学会図書館HP及びJ-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)にて公開いたします。
・土木学会CPD認定を申請予定です。
○お問合せ:鉄道工学連絡小委員会 jsce_tetsudoukougaku@jsce-ml.jp (2025.3.10よりアドレスが変更になりました。)
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